1954-10-28 第19回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第9号
○秋山長造君 その結果二十二日に武裝警官が六百人も出て来たということとなつて来るわけですね。だから大体警察をそういう入るべからざる争議の火中に引入れたというこは、あなたに若干の責任があると思うのですが、如何ですか。
○秋山長造君 その結果二十二日に武裝警官が六百人も出て来たということとなつて来るわけですね。だから大体警察をそういう入るべからざる争議の火中に引入れたというこは、あなたに若干の責任があると思うのですが、如何ですか。
(「その通りだ」と呼ぶ者あり)例えば、いわゆる参議院工作と呼ばれますところの緑風会、民主クラブの懐柔に始まつて、四回に亘る会期の延長、(「ふざけるな」と呼ぶ者あり)国会の門を真つ晝間から鎖して武裝警官で守り、(「あれは何だ」と呼ぶ者あり)傍聽券を制限して国民の輿論を封殺するのみか、佐藤参議院議長をおどし或いはすかしてこの惡法の通過を強行しでいるが、その原因はどこにあるのか。
━━━━━━━第二に、武裝警官隊は、とつさの反射的行動をとつたのではなく、対峙している━━━━━━━━━━━━━━、大衆の順列を混乱に陷れる効果を上げた後、指揮号令のもとに━━━━ ━━━━━━━━━━━━━ いるのであります。第三に、実況写真によつても推定し得るごとく、狙撃部隊とも呼ばるべき一隊があつたことであります。この部隊は、一人当り彈丸十六発あて支給されていたと伝えられておる。
(拍手)政府の━━━━━━━━に関連して、次に第三点として取上げねばならないことは、武裝警官に殺された大衆の数と、その遺骸の処置の問題であります。東大学生新聞によれば、塚本トシオ君はMPに六発撃たれ、即死したと報道されておる。また、日比谷で職安のおばさんが撃たれ、おまけにMPの自動車がそれをひき殺して走り去つたという記事もある。
武裝警官のピストルで、背後から心臓を貫く一発によつて即死して、大衆の手によつて新京橋診療所にかつぎ込まれた高橋正夫君の遺骸は、急いでかけつけた両親や兄弟が遺骸に手を触れることも許されない。泣いて待つているにかかわらず、五月一日の午後三時から少くも九時まで六時間以上も放置してあつたのであります。しかも、診療所の廊下には、京橋署員が一ぱいいたにかかわらず、鑑識を呼ぶという努力を少しもやらなかつた。
諸君、去る五月一日のメーデー事件、五月八日の早大事件、さらに五月三十日の板橋事件簿、売国條約発効後、相次いで武裝警官による人民の大量殺傷と大彈圧事件が頻発しているのであります。これは單独講和と安全保障條約によつて日本を侵略しつつあるアメリカ帝国主義者に対するほうはいたる抗議の高まりを意味しておる。
今や、全国至るところで、国民の生活を守る運動、民族独立の運動に対しまして、狂人のごとく武裝警官が襲いかかり、警察官による国民の射殺は日常茶飯事となつておるのであります。最近、国会議員の登院すら武裝警官によつて阻止された事実があるではないか。七日のごときは、武裝警官が国会の門をとざして陳情団を拒否したではないか。
最近の国民の大衆的規模の鬪争は、政府與党をして周章狼狽させまして、現在の武裝警官ではまだ足りず、先般、全国二百万の消防団員をその下請機関とするところの消防組織法を、本院を通過せしめております。しかも、なお大衆の高まりに対しては、まだそれでも足りないのであります。この法案によつて、何ら関係のないところの一般国民を、警察の要求に基いて彈圧政策に協力せしめんとしておるのであります。
しかも、その勾留理由の開示の公判にあたつては、バリケードを築き、多数の武裝警官を動員した。これは政府の狂暴な売国フアツシヨの蛮行が暴露されることをおそれたためであります。(拍手) 吉田政府とその一味は、日本を米国の軍事植民地につくりかえた講和、安保両條約を承認した。行政協定によつて米軍に強大な権利、権力、権能を與え、歴史上その比を見ざるがごとき屈辱的治外法権を認めさせられたではないか。
ここで待機中の武裝警官が指揮官のもとに出動しましたが、そのときすでにおそく、法廷内の傍聽人が被疑者を法廷外へ逃走せしめたので、警察官はただちにこれを追跡しましたが、被疑者らは傍聽人の応援を受けて、裁判所の西側の土堤を乘り越えて広島市内に逃走しました。なおも追跡を加えてようやくそのうちの一名を逮捕し、他の一名は自首し、他の二名は目下指名手配中であるということであります。
武裝警官隊のこの集団的暴行により、都民の即死者九名、重軽傷六百数十名、たちまち人民広場は血の広場と化したのであります。 朝日新聞は言つております。暴行事件の潮の引いたあとには、永久に物を言わなくなつた一青年が取残された。東京メーデーは、その腕に一個の死体を受取つたのである。この死体の重さを感じないところに、政治もなく、良心もない。
しかるに、吉田政府は、無謀にも計画的に数千の武裝警官をこの広場に配備し——————————————のであります。(「懲罰々々」と呼び、その他発言する者多し)十万の大衆は、武装警官の……。 〔発言する者多し〕
そうして正当な権利であるピケツト・ラインを張りますと、武裝警官が出て参りまして、これは営業妨害であるからピケツト・ラインを解けと言うのであります。営業妨害するのがストライキなのであります。物を売らせない、あるいは物をつくることを阻止するのがストライキであります。
○兼岩傳一君 そうすると国会の外において我々の講和論議が武裝警官その他の形で彈圧される、院内においては一応の発言権の自由はあるようだけれども、これがプレスコードの形で国民には通達できない、部分々々至る所に一定の削除が出るという事態は、議長並びに議院運営委員長及びあなた、條約委員長の三者において、それは止むを得ないのだという、そういう結論を出すのに、この條約は対等の資格において真に自主的な、自立的な立場
我々は外におきましては、この講和論議をいたしますと、必ず武裝警官によつて取囲まれる、国会内で辛うじて得ました言論の自由が、一度公報になつて外へ出るときには、たくさんの伏字になり、つい先般の私のいたしました三十分にも足りない演説において、十一カ所の部分が削除されている。
しかもその検挙や家宅捜索の場合、不法なやり方をやつておるのでありまして、必要もないような多数の武裝警官を出動させて、そうして立会人もつけないで屋内に不法侵入いたしまして、――捜査令状を持つて来ておるのでありますから不法侵入ではありませんが、必要以上の多数の者が押しかけまして、そうして立会人もつけずに、かつてにそこらをひつくり返しまして、探しまわつておるというようなことをやつておるのでありまして、そういうふうなやり
しかも三百人、五百人の武裝警官を待機させておいて、いきなりおどりかかつて計画的にぶちなぐる、そうして重傷を負わせたというような事例もあるのでありますが、こういう労働者の一年一ぺんの祝祭日に際して、しかも十分警察の了解を得てやつている、そういうようなことに対してまでも、不当にたくさんの武裝警官を出動して、解散命令を出さずに有無を言わせず、棍棒をもつていきなり猛獣のごとくに襲いかかる。
最近の政府のとつておりますやり方は、言論の圧迫、武裝警官による演説会場の彈圧、あるいは私服警官による演説会場へのスパイの潜入、こういうことは公然と行われておるのでありまして、しかも選挙法のような重大な基本的な政治的な権利である場合に、官憲がそういう会場に立ち入ることを許しているというような條項は、私どもは残しておくことに賛成するわけには参らない、従つてこれは現在の選挙法から除くように改正していただきたいと
もつと親切な気持を持つて、納得ずくで話をすればできることを、すぐに武裝警官隊を招集する、そういつた形の出て来ることを希望するといつたような行き方は、日本人同士のやるべきことではありません。こういう点について、ひとつ失業者に対する不当弾圧を即時やめるように、労働省は各都下の職安に対して指令を出してもらいたい。
とありまして、「今日、いわゆるPD工場、これは米軍の管理工場でありますが、その他至るところの軍需工場、これはもちろんのこと、鉄道で、船舶で、港湾で、ある者は━━をもつておどかされ、ある者は武裝警官や鉄道保安官の━━━━━のもとに、おびただしい━━━━が行われておる。」その例をあげまして、「東日本重工の川崎製作所では、保安課が、労働者に━━━━ために小銃の訓練をしておる。
これは京都市警察当局のたび重なる集会の自由に対する不当彈圧にそもそもの原因があるのであります、十二月八日に先だつて、一、九月十七日の全官公主催による堀参議院議員、足立、風早両代議士らの国会報告演説を集会人員わずか三十名であるのに対しまして、武裝警官八十名を動員して実力的に解散さしていること。二、九月中旬、東山、上京、中京、下京、左京等で行われた市民の税金懇談会に対しましても禁止しております。
すると、局長は支払うから心配するなと答えておいて、なお通達もあるから、今取寄せるから待つていてくれと言つておいて、武裝警官を動員して来て、これらの人々を逮捕したというのが八尾郵便局事件の騒ぎの原因だつたのであります。そういう原因の実態についてもお調べになつたかどうかをお伺いいたしたいのであります。
その周囲を武裝警官が千名を越えるのだろうと思うのでありますが、これを包囲した。そのとき一体これはどうなるのかということで、そこに集まつていた大衆が非常に不安がつて、一部の人たちは自己防衛のために、そこで割木を急場に用意したという事実はあつたというように私たちは聞いております。そして一部にはとうがらしを包んだものを用意して来た者があつた。
張る九月五日、新宿職安において、自由労働者に対し武裝警官が発砲し、多数の負傷者を出した事実があります。御承知のごとく、職安に登録して働く自由労働者は、一日わずか二百四十二円の日当を得て、やつと飢餓から免れているのであります。
旧中島、富士、三鷹の飛行機工場の復活に対して反対した労働者に対して、二千名の武裝警官が動員されて血の彈圧が加えられておる。電業社蒲田工場では、不当首切りに反対した労働者に対して数百名の武裝警官を動員して、無謀にもピストルを発射しておる。
ところが清水市の税務署へ行つたのですが、そこへ地方検察庁の岡田検事が武裝警官二百人を連れて来ておつて、忽ちこれに解散を命じてしまつた。そうして三十一人の人間を令状なしで逮捕して、それから清水市に置かないで直ぐさま、そのまま靜岡の刑務所に入れてしまつて家族との面会も許さない。税務署へ行くのですからいろいろな帳面を持つて行つたり、判こを持つて行つたりしたいる。
すなわち、この四十三條の濫用によりまして、武裝警官がその工場内に入つて、法に基くところの純眞なる労働運動に対して、労働者の争讓に対して、これを彈圧するおそれが多分にあるのであります。かような点に対して、われわれは絶対に反対せざるを得ないのであります。